実家の二階にある八畳の和室を、自分専用のワークスペースにするためにフローリングへリフォームしました。長年使い込んだ畳はあちこちが沈み込み、独特の古い匂いも気になっていたので、思い切って洋室に変えることにしたのです。リフォームを計画するにあたって最も気になっていたのは、やはり費用のことでした。ネットで調べると八畳のリフォーム代はピンキリで、どこまで予算をかけるべきか悩みましたが、最終的には総額で二十二万円ほどかかりました。内訳を聞いて納得したのは、単にフローリングを貼るだけではない手間がかかっているという点です。工事の初日、まずは八枚の畳が次々と運び出され、剥き出しになった床下の状態を確認しました。大工さんからは、古い家なので床の高さに微妙な傾きがあることを指摘され、下地を組む段階で丁寧に水平を出す作業を行ってもらいました。この工程を疎かにすると、完成後に家具を置いた時にガタついたり、歩くたびに床が鳴ったりする原因になるそうです。選んだ床材は、手入れが楽で傷に強い中堅グレードの複合フローリングでしたが、それでもサンプルで見た時以上に部屋全体に敷き詰められると高級感があり、空間が広く見えるようになりました。工事期間は二日間で、初日に解体と下地作り、二日目にフローリングの貼り付けと巾木の設置という流れでした。実際にリフォームを終えて感じたのは、掃除のしやすさが劇的に向上したことです。以前は畳の目に詰まる埃を気にしていましたが、今はフローリングワイパーでサッと拭くだけで綺麗になります。また、重いデスクや椅子を気兼ねなく置けるようになったのも大きなメリットです。費用は決して安い買い物ではありませんでしたが、これからの数十年を快適に過ごせることを考えれば、十分に価値のある投資だったと感じています。もし自分でDIYをしようと考えている方がいたら、私はプロに任せることを強くお勧めします。あの緻密な下地調整と、壁際まで隙間なく床材を敷き詰める技術は、やはり熟練の職人ならではの仕事だと痛感したからです。自分だけの快適な空間が手に入り、毎日の仕事のモチベーションも格段に上がりました。
築古住宅の八畳間をフローリング化した私の体験記